基礎的なトレーニング方法

一口に草野球といっても、趣味程度に初心者なども混じって純粋に野球を楽しむチームもいれば、割と本気で取り組んで、多少は勝ち負けにこだわるチームまで様々です。そのため、どこのリーグやチームに所属するかによって実施すべきトレーニングも変わってきますが、ここでは、おおむね共通する基本的な方法について述べていきます。

まずは、とにかくルールを基礎から身に付けておくことです。細かいことは実践などを通じて覚えた方が効率が良いので、まずは草野球レベルでの基礎から学ぶことが大切です。また、ここでいうルールには、打ったら一塁に走るとか、打球を捕球したら一塁に投げる、あるいはスリーアウトでチェンジなどといった当たり前のことだけでなく、この場面では確実にゴロを打つべきとか、ここにランナーがいる場合には、捕球したらまずはここに投げるべきなど、シチュエーションごとにやるべきことなども一緒に押さえておくと、よりレベルを高めることができます。

次に、実際のプレーに関するトレーニングです。ランニングや素振りは当然のことながら、野球はチームプレーの色彩が濃いスポーツなので、連係プレーのトレーニングもしっかりと行うべきです。送球のカバーに入ったり、サインを確認しておいたりなど、これら一つ一つもプレーに大きく関わるため、非常に重要なトレーニングといえるでしょう。

草野球レベルといっても、やはりプロ野球のプレーは非常に参考になるため、日頃から野球中継などで観戦する習慣をつけておくと効果的です。もちろん、プロレベルのプレーが要求されているわけではなく、あくまで参考程度にしておくだけでも、レベルを高めることに繋がります。